相野原観音堂とマリア地蔵パトロール
小国町の相野原観音堂に出掛けてきました。
年に一度のお祭りに合わせて、馬頭観音がご開帳されるのです。
こちらのお堂、田んぼの真ん中にぽつねんと佇んでいるお堂。
言い伝えによるとこちらのご本尊の馬頭観音、元々は少し離れた中魚沼郡 仙田村 岩瀬のものであったらしいのです。それが、近くの渋海川が洪水になるたびにこの場所まで流されてくるらしく、「よっぽどこの場所に縁があるに違いない」と、ここにお堂を建てて祀ることとなったそうなのです。
車を寄せるワケには行かないので、少し離れたところに車を停め、ベビーカーを押しながらお堂に向かいます。
凄く暑い。
田舎町の小さなお堂のお祭り。どうせ人もあまりいないんだろうなとタカをくくっていたのですが、どうやら結構な賑わいのよう。町総出でお祝いしているようで、気分もほっこりしてきます。
出店もあるけど全部地域の人が手作りでやってるから、とってもリーズナブルでした。かき氷もアイスも100円。やきとりは50円だし、焼きそばだって250円。焼きそばはとてもおいしかった。
ご本尊が馬頭観音ということで、大小二頭の馬も来ていて乗馬体験ができました。大きな馬に息子と一緒に乗って、お堂の周りをぐるっと一周させてもらったのですが、普段使わないお肉を使ったせいか、翌日は尻が筋肉痛でした。ほんの数分の乗馬だったんですが...
馬頭さんは座高50cmくらいの小さな像。三面八臂。頭には控えめな感じの馬。
モロボシダンがウルトラアイを着けて、ウルトラセブンになる途中のような顔をしています。半人半マンのあの顔です。暗くてよく見ることはできなかったのですが、輪王座のようで片膝を立てているようにも見えます。馬頭観音で片膝立てているのはあまり見たことないんですが、珍しいものですか?
最後は餅まきをしてお堂をあとにしました。餅が頭にあたると痛いです...
折角なので、同じ地区のマリア地蔵のお堂へ、仏像パトロールに行ってきました。
前回訪れたときは建て替え中だったお堂も、すっかり完成していて新しげな木の色になっていました。
お堂に入っている仏像は地蔵の立像のようです。
こちらは、近所にある廃校になった学校の脇の石仏群。ほんと、のどかな風景でこの場所は大好きです。
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