お寺でライブ 極楽パンチ2013
ホームステイに来ているメアリーを連れて、家族で温泉に出かけた。ヘルニアの祖母が地獄谷温泉に浸かり「はー極楽極楽」と言ったのを聞いたメアリーは、3日後、眉間に皺をよせながら予定より早く帰国した。
書き出しはフィクションで、ホームでステイとかしていません。
小千谷市 極楽寺で毎年開催されている エコマーケットとキャンドルナイトのイベント「極楽パンチ」に行って来ました。
イベントは二部構成。10時から17時まではエコマーケット、18時半からは おおはた雄一さんと坂本美雨さんによるユニット「おお雨」そしてパーカッショニストのユザーンさんによるライブなどがおこなわれました。
会場には15時くらいに到着。かなりの賑わい。
さほど広いとは言えない参道と境内にブースがひしめき合っているという感じで、それが賑わっている感を増幅させます。「田舎だから場所はある!」って言って、スカスカやるよりはこの相対的な混雑感を醸しだしたほうが客としても高揚できて良い感じです。
本堂と対面にあるお堂の付近は木が沢山茂り、木陰の休息スペースになっていました。非常に暑い日でしたので、風邪がよく通り自然の涼しさを感じられます。まさに極楽。会場案内図ではタバコが吸えるスペースと書かれていましたが、さほど煙も気にならなく息子と遊ぶには調度良い空間でした。
知人にも消しゴムハンコをやっている人がいるので、麻田弘潤さん・津久井智子さんの諸行無常ズによるワークショップに参加したいなと思ってましたが、所要時間60分に断念。60分の間、息子をキープできないなとの判断。普通に考えりゃ、ワークショップが5分や10分ってことはないんだろうけども、パーゆえに自分の興味あることは、自分の都合よく組立ててしまうという。
縁があれば、また機会はあるでしょう。
革や雑貨のブースが多かったんですが、手作りの照明器具なんかを販売している長岡在住の作家さんのブースが非常に気にいりました。水に揺らめく裸電球型のLED照明や、ろくろをまわして削った木のフードをつけたペンダントライト。末吉(すえよし)さんという作家さんだった。
写真は撮り忘れましたな。こちらも縁があれば、また目にすることがあるでしょう。
彼岸寺という全国的にも有名なネット寺院のサイトでも度々紹介されるイベントでしたので、ちょっと近寄りがたい大規模イベントなのかなとも思っていたのですが、縁日のような感じでしたね。
近隣から幅広い年齢層が集まっているようで、これが新しいお寺と地域の距離感なんだろうなと思いました。息子にも早くのんびりする楽しさを仕込んで、次回は腰を据えて遊びに来たいです。
行けるもんならライブにも行きたいなーなんて思ってたんですが、小さい子どもがいると予定をバシッと埋めるのになかなか勇気がいるもので、そうこうしているうちにチケットは全て完売となってしまったようです。当日券はでず。
お堂の石段で息子と遊んでいると、嫁ハンが手をパタパタとさせながらやってきました。
「ささささ、さーかもと美雨(坂本教授の娘さんです)が買い物してたわー」と。
雑貨系のお店で買い物をしていたんだけど、お店の人も坂本美雨とは認識できておらず、
(店)「どちらからいらしたんですか?」
(坂本)「あ、坂本美雨といいます。今日、ここでライブするんですけど」
(店)「あ、そうなんですか。失礼しました」
的な会話が繰り広げられていたという。
嫁ハンはそーゆーのがわりかし詳しいのですぐわかったようですが、お顔を拝見したところで私もさっぱりわかりませんでした。いや、ライブには行きたいなと思っていたのですが、それとこれとは別問題という認識でお願いします。
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