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息子の見仏デビュー

投稿日 2009年11月12日 木曜日

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カテゴリ中越地区の仏像

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 十日町市にあるミティラー美術館というところに出かけたあと、同じ十日町にある神宮寺に出かけてきました。

 ついさっき美術館デビューを果たした生後半年の息子はここでもデビュー。見仏デビューなのです。

 地図をたよりに近くまでたどり着き、井戸端会議をしていたおばちゃんに、道を尋ねます。すると、結構と近くまで来ていたことがわかり、大事な会議中に電話を取り次いでしまった新入社員のような気分になってしまいました。
 会議中申し訳ありません。

 わき道を1本入るとそこには林に囲まれた大きな寺。
 立派な山門に綺麗な苔。

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 平安時代作の十一面観音は、かなり色男な顔立ちでした。

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 この十一面観音は、県指定の重要文化財に指定されているようです。登録の名称的には木造十一面千手観音立像となっているのですが、見たところ手は二本のみでした。お堂の説明書きでもただの十一面観音となっていたんだけど、そのあたりどうなんでしょう?

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 そしてこのお寺、本堂の屋根が凄いのです。
 創建は平安時代で本堂が作られたのは江戸時代らしいのですが、茅葺で豪雪地方ならではの重厚なつくりでした。

 江戸時代から十日町は雪と戦ってきたということを偲ばれます。さすが世界一雪の降る十日町市。ビバ雪祭りですね。

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 秋の木漏れ日が苔にあたってキラキラと反射しているなか、参道を歩きました。

 息子の見仏デビューには抜群の相手だったように思えます。

(四天王二体も県指定重文らしいのですが、どこにあるのかわかりませんでした。本堂の内陣に奉られてたのかな?)

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