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nsmcで新潟の仁王巡りLTしてきた

投稿日 2010年7月12日 月曜日

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カテゴリイベント情報など

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 新潟ソーシャルメディアクラブさん(nsmc)のイベントで、LT(ライトニングトーク:5分間程度の短い時間で行われる発表。基本的に時間が来たら話しの途中でも打ち切り。)してきました。
 テーマは、「見仏初心者にオススメ 新潟の仁王巡り」というもの。
 ”ソーシャルメディアクラブ”ってのも、未だになんだかよくわからないのですが、なんとなくブログとかTwitterで情報発信してる人の集まり的なものではないのかなと思っています。横文字難しいですね。
 このnsmcさんのイベントは今回が4回目で、毎回、そのソーシャルメディア的な界隈では非常に有名な方がゲストで参加されたりと、イメージとしておとなしい県な新潟としては、なかなかのイベントなのではないかと思っています。
 今回も「テーブルマーク株式会社(旧社名:加ト吉)のTwitter部長末広栄二さん」がゲストとして招かれ、参加者も50人を超える会となりました。

 で、肝心のLTなんですが、「なんか制限緩そうだし、だいたい5分くらいで話せば大丈夫かなー」なんて、結構リラックスした気分で臨んだところ、バッチリと時間制限が設けられ、お約束的な感じで慌てた私はすっかりペースを乱した状態での発表になってしまいました。アドリブとか融通とか効かないタイプなのです。

 内容として伝えたかったところは、こんな感じ。

  • 長岡で仏像展もあったことだし、仏像に興味もった人もいるよね?
  • でも地方で仏像に興味もってもどうしていいかわかんないよね。京都奈良と違ってお寺の受け入れ体制もできてないし。
  • 仁王って田舎のお寺なら大抵いるし、なにより行けばタダで見れるから手軽だよ。
  • ひとこと仁王って言っても、いろんなのいるから結構面白いんだ。
  • 仁王巡りしてその土地のこと知って、その土地の美味しいもの食べたりすると、新潟もっと好きになるよ。

 感触としては、3割くらいしか伝えられなかったのではないかと。

 とはいえ、リアルな人の前で発表できたのは非常によかったのではないかとも思っています。
 新潟の仏像を巡りはじめてから2年以上経つんですが、これまで、その情報の少なさにかなり弱っていた部分がありました。とにかく、仏像情報がその仏像のある地域に閉じていて、なかなか外に出てこない。
 ローカル情報番組やニュースなんかで流れる内容は大半が事後の情報だったりしますし、ネットでも定期的にWeb検索をかけたりしているんですが、それでもうまく引っかかってこない。当然ながら、新潟の仏像の情報に関して集約しているようなサイトもなかったりするわけで、それがガタブツを始めたキッカケのひとつでもあったりするわけなのですが。

 昨日のLT後、早速、参加されていた方から嬉しい情報を頂きました。
 今日は、新潟市の古町近辺をぶらついてお寺をみていたりしていたのですが、その古町にある「弘願寺」の巨大弘法大師像の足元まで拝観ができるとのこと。
 この弘法大師像、商店街のど真ん中にあるお寺の屋上に立っている巨大な仏像(正確には聖人像)なんですが、もうほんとに立ってる場所が街のど真ん中もいいとこなので、電線と巨大仏と立ち並ぶビルのコントラストが奇妙極まりなく、そのテの珍スポット好きにも有名なところなのです。

 このお寺、毎月28日に護摩法要が行われるのですが、その法要の際に屋上の弘法大師像の足元まで行って参拝することができるらしいです。また、弘願寺の中に入るとご本尊の大日如来が居るそうなのですが、その裏には小部屋があって、薬師如来さんもいるというではないですか。

 便利なネットだけれども、なかなか自分のほしい情報ってのがすべて手に入るわけでもなく、リアルだけではその機会もなく、その間を上手く埋めるのがソーシャルなんちゃらなのかなと思いました。

 よいご縁ありました。合掌です。

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    「国宝・重文の仏像に言葉はいらないが、異相の神仏像には理由がある。」(あとがきより)

  • 書いている人

    1

    やまざき ふみひろ

    フリーランス仏像愛好家。仏像についてひとことも喋らなくても、誰も困らないくらいのフリーランス。ライフスタイルとしての仏教好き。
    Twitter IDは[ @gatabutsu ]。新潟の仏像話を中心につぶやき中。
    Facebookでは、記事にする前のメモ書きや、美術館・博物館などもうちょい広い話題でやってます。

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