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安禅寺の毘沙門と金田一的な鬼

投稿日 2010年1月03日 日曜日

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カテゴリ中越地区の仏像, 秘仏

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 元旦。

 朝8時から飲み始め、いい気分です。用意しておいたのは金麦で、なんでまた元旦からビールじゃなくて発泡酒なのかと、己の軟弱ぶりを呪うばかりです。

 爆笑ヒットパレードの午前の部も終わり、近所の安禅寺という寺に出かけてきました。”のいるこいる”の出番はまだまだであるということを確認してからの外出です。

 この寺の毘沙門天は、正月の三ヶ日のみ御開帳。

 発泡酒から日本酒へと飲みすすめた酒も、外に出た一瞬で見事に抜け去りました。

 凍る。凍る。

 安禅寺は、雪囲いをくぐって本堂に入ります。

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 毘沙門天は、格子の向こう立っています。顔は見えないけど、堂内に飾られている写真を見ると、かなりのウルトラセブン顔です。そういえば昔、パチンコのウルトラセブンにコテンパンにやられたことを思い出しました。そう思うと、ありがたい毘沙門様も煩悩の塊に見えてくるから不思議なものです。

 毘沙門天の脇には、派手派手な色調の蔵王権現が2体。
 いつもの蔵王権現様どおり、マイケルもビックリの引力に逆らったポーズで立っています。

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 何度かこの堂内には入ってるんですが、いっつも薄暗くてジメジメしててなんか怖いんです。飾られてるバカでかい鬼の面が金田一的で、よけいに薄気味悪い感じを醸し出しています。 鬼なのに顔色悪いのがイライラ度をアップさせています。

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 寒いし、金田一だしでガチブルな元旦でした。

 そういえば、この記事を書いている今はすっかり正月気分も抜けているのですが、この正月は結局”のいるこいる”を見ることはありませんでした。風の便りでは寄席には出られているとのこと。御健在のようでなによりでございます。

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