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地獄極楽ジオラマな普談寺

投稿日 2009年5月06日 水曜日

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カテゴリ下越地区の仏像

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 旧新津市、現新潟市秋葉区方面のお寺を見にいくことにしました。

 その前に新津の花と遺跡のふるさと公園に行き、まずは腹ごしらえです。
 座れるベンチを探し、カップラーメンを食べるためにお湯を沸かしましたが、箸を持ってくるのを忘れていました。しょうがないので、蓋を折り曲げて1本の箸のようなものをつくって食べることにしたのですが、周囲の人にジロジロ見られます。
 僕は慌てず騒がず、「普段からこうやって食べてるんですよ」って顔して食べてやりました。

 箸は、なかなかの発明です。

 出かけたお寺は、仏友に教えてもらった普談寺です。この寺はかなり独自の”ワールド”を展開していて、相当面白かったのです。

 境内にはちょっとした小屋が建ててあり、地獄極楽ジオラマが飾られています。すごい気合いの入りようで、細部まで楽しめるのです。

 ステージは3つに分かれてますが、まずは地獄から。
 閻魔を前に、死者が裁きをうけています。小道具も凝っているのです。

地獄極楽ジオラマ

 死者もリアルに拷問されています。マイケルジャクソンのモノマネをしてる死者も見えます。

地獄極楽ジオラマ

 地獄のことはよくわかりませんが、敵である仏軍の武将を討ち取ったのでしょうか?菩薩系と天部系の生首がおかれています。

地獄極楽ジオラマ

 乾闥婆(けんだつば)もいます。死者からはぎ取った衣服はちゃんと布で作られています。このあたりが作者のこだわりでしょうか?オチチがベロ~ンとなってるところも原作を忠実に再現しています。

地獄極楽ジオラマ

 人形で表現しにくいところは、壁に絵の具で描かれています。まさに地獄絵図です。

地獄極楽ジオラマ

 ここはなんのステージでしょう?
 地蔵による地獄からの救済をあらわしてるのか?それとも、地蔵と餓鬼界の関係を表現しているんでしょうか?

地獄極楽ジオラマ

 そして極楽ステージです。お釈迦様と菩薩が雲の上で説法しています。

地獄極楽ジオラマ

 この菩薩は雲に乗せてもらえなかったんでしょうか?泥沼でもがいているように見えます。

沼にハマった仏様

 参拝者のお願いごとでしょうか?大胆にも、お釈迦様に告ってマス。 「大すき」

地獄に告白

 地獄極楽ジオラマをあとにし、山門に向かいます。
 地方の仁王によくある、”だいぶおかしい”仁王が立っています。キヨシ師匠が両足にフンドシを巻いているようにしか見えません。

きよし師匠 ひざあて仁王

 山門をくぐると、長い石段が。色遣いやフォントがちょっとこだわっている感じです。
 進行方向をきちんと指示していますが、下りのところには同じような看板がないので最終的にはあまり意味がないかもしれません。

下る人には読めない看板

 階段を登り切ったところには十一面観音が祀られているお堂があります。

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 お堂の周りも結構楽しいのです。

 やっぱ、ローソクはカメヤマローソクですかね。

ローソクはカメヤマ

 境内にバーベキューセット?

アウトドア寺

 こんなコテコテの井戸、初めてみました。

コテコテ井戸

 Mr.TOPって誰?

誰?

 寺のいわれや、どんな教えがあってジオラマをつくったのかはパンプや説明もないのでまったくわかりません。ただ、熱い思いは伝わってくる素敵なお寺でした。

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    新潟に限らず地方の仏像を見て回っていると、宗教や美術品という見方とは一線を隠した独特の"信仰"という感覚を感じることがあります。
    仏像はその土地に昔から住んでいた人を繋いでいる、リレーのバトンだと思うんですが、それがこの本を読むとスッと入ってくる。
    数ある仏像関連書籍の中で、一番好きな本です。

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    一見脱力していながらも、練られた構成と鋭い視点で綴られた旅の話は、仏像好きではなくとも楽しめます。

    新潟からは、越後の里の親鸞聖人大立像と、弘願寺の屋上に立つ弘法大師像が登場。どちらも不意にぬっと現れる新潟屈指の大仏です。

    • 大仏をめぐろう
    • 坂原 弘康
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    全国各地の大仏・大観音70体をカラー写真と詳細なデータで紹介。奈良・鎌倉をはじめとした歴史ある大仏から、「胎内めぐり」ができる大仏・大観音、地元住民に愛される「ご当地大仏」まで、著者が30年にわたり全国の大仏を訪問し気づいた、お寺めぐり、仏像めぐりの新しい楽しみを提案。
    新潟からは越後の里 親鸞聖人,弘願寺弘法大師像,白馬大仏がエントリー。

    • へんな仏像
    • 本田 不二雄
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    「頭の中でどうにも収まりのつかないものとの出逢いは、困惑をもたらすものでしかないが、同時に、沸き立つような好奇心を刺激する存在である。」(まえがきより)

    私が仏像にハマったキッカケとも言える感情を、まえがきの一文で見事に表現しています。
    本書は、日本全国にちらばる異形の仏像・神像を中心に約60体を紹介。仏像を求めてあちこちに出かけていくと、時折、理屈ではわからないおかしな仏像に出会うことがあります。そんなとき思う。「これは何を意味しているんだ?どうしてここにいるんだ?」と。不思議なものがそこにあり、そしてそれを長い年月の間、受け継いできた人々がいる。その時代の流れに少し触れられることが楽しい。そんな見仏のモチベーションを掻き立ててくれる写真が沢山掲載されています。

    新潟からは加茂市双璧寺の元三大師坐像と、栃尾のほだれ大神がエントリー。
    「国宝・重文の仏像に言葉はいらないが、異相の神仏像には理由がある。」(あとがきより)

  • 書いている人

    1

    やまざき ふみひろ

    フリーランス仏像愛好家。仏像についてひとことも喋らなくても、誰も困らないくらいのフリーランス。ライフスタイルとしての仏教好き。
    Twitter IDは[ @gatabutsu ]。新潟の仏像話を中心につぶやき中。
    Facebookでは、記事にする前のメモ書きや、美術館・博物館などもうちょい広い話題でやってます。

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