GATABUTSU

兼続詣で雲洞庵へ

投稿日 2009年1月26日 月曜日

コメント コメント(0)

カテゴリ中越地区の仏像

タグ | | |

 辺り一面雪だらけのところにムショ~に行きたくなったので、自宅から車で二時間ほどの南魚沼市は雲洞庵に向かいました。
 なんか、南魚沼だから雪だらけな感じだし、寺だし、おまけに上杉景勝と直江兼続が幼少期に学んでいたところらしいじゃないですか。(NHK大河ドラマ 天地人の第一話と第二話ですね)

 雲洞庵についてびっくりです。

 雪はちっともないし、観光客が大勢いるのです。

27094318_3651834091


 今シーズン(2009年)の南魚沼は雪がちっとも降らないらしく、むしろ俺の家の周りのほうが多いくらいでした。チェっ。
 そして、新潟は天地人バブルの真っ最中。兼続が幼少期に学んだこの寺も観光スポットになっていて、タクシーで乗り付ける観光客もちらほらと見かけました。

 曹洞宗の寺にはずれなし。

 拝観料300円でたっぷりと楽しめました。曹洞宗はサービス精神たっぷりなのです。

 子供のころの北村一輝と妻夫木聡はここで学びました。絵は割と最近のモノのようです。

27094318_1870604334

 曹洞宗はお魚がカワイイ。

27094318_1457204941

 沢山仏像があったけれども、好みはこの二体。
 -+ 稲荷迦羅多聞陀天 +-
 ...キツネに乗ってる。顔は迦楼羅っぽいけど、光背は不動明王のソレ。カッコいいじゃん!
 これ、多分上杉謙信の兜の前立なんですよね?

27094318_2375717788

 -+ 馬頭観音 +-

27094318_2642130588

 姥子様。富永一郎のマンガのモデルだと思います。

27094318_2423132331

 いたるところにICレコーダーがあります。スイッチを押すと説明が流れるらしいのです。ついに歴史あるお寺にもIT化の波がっ!...と思いきや、ほぼすべて電池切れでした。おしい。

27094318_687354938

 雲洞庵の見所はなんといっても『いたるところに並べられたお賽銭』なのです。

 ...もう一回、姥子様。よく見てください、手前に10円玉が沢山!!

27094318_2423132331

 香炉の周りにもお賽銭が。

27094318_1077369938

 ハニワの前にもお賽銭が整列しています。何かの暗号に見えますね。そして、なぜハニワなんでしょうか?

27094318_2240476326

 石造りの客引き観音。結構、キレイなお姿です。

27094318_1133733497

 ちゃんと、ここにもお賽銭があります。

27094318_1512094810

 獅子頭の頭にもお賽銭。バランスとってます。

27094318_1222295225

 2009年の新潟は天地人バブル。
 帰りの道の駅には、兼続コーヒーなるものが売ってました。新潟は、いたるところ『愛』なのでした。
 

コメントを残していただけると、読者の反応の改善に役立ちます。自由にコメントしていただいて構いませんが、スパム行為や他人を貶める誹謗中傷などはご遠慮ください。

コメントは受け付けていません。

Loading
  • カテゴリー

  • 最近の投稿

  • おすすめ

    • 壊れても仏像―文化財修復のはなし
    • 飯泉 太子宗
    Image of 壊れても仏像―文化財修復のはなし

    仏像修復をおこなっている飯泉太子宗氏の仏像修復に関するエッセイ。
    今、仏像に関する書籍は数多く出版されていますが、この本のような視点から書かれた本はあまり多くなく、いくつかのお寺を訪ねて仏像を見て回ったあとは、ぜひこの本を読んでみることをおすすめします。

    新潟に限らず地方の仏像を見て回っていると、宗教や美術品という見方とは一線を隠した独特の"信仰"という感覚を感じることがあります。
    仏像はその土地に昔から住んでいた人を繋いでいる、リレーのバトンだと思うんですが、それがこの本を読むとスッと入ってくる。
    数ある仏像関連書籍の中で、一番好きな本です。

    • 大仏をめぐろう
    • 坂原 弘康
    Image of 大仏をめぐろう

    全国各地の大仏・大観音70体をカラー写真と詳細なデータで紹介。奈良・鎌倉をはじめとした歴史ある大仏から、「胎内めぐり」ができる大仏・大観音、地元住民に愛される「ご当地大仏」まで、著者が30年にわたり全国の大仏を訪問し気づいた、お寺めぐり、仏像めぐりの新しい楽しみを提案。
    新潟からは越後の里 親鸞聖人,弘願寺弘法大師像,白馬大仏がエントリー。

    • へんな仏像
    • 本田 不二雄
    Image of へんな仏像

    「頭の中でどうにも収まりのつかないものとの出逢いは、困惑をもたらすものでしかないが、同時に、沸き立つような好奇心を刺激する存在である。」(まえがきより)

    私が仏像にハマったキッカケとも言える感情を、まえがきの一文で見事に表現しています。
    本書は、日本全国にちらばる異形の仏像・神像を中心に約60体を紹介。仏像を求めてあちこちに出かけていくと、時折、理屈ではわからないおかしな仏像に出会うことがあります。そんなとき思う。「これは何を意味しているんだ?どうしてここにいるんだ?」と。不思議なものがそこにあり、そしてそれを長い年月の間、受け継いできた人々がいる。その時代の流れに少し触れられることが楽しい。そんな見仏のモチベーションを掻き立ててくれる写真が沢山掲載されています。

    新潟からは加茂市双璧寺の元三大師坐像と、栃尾のほだれ大神がエントリー。
    「国宝・重文の仏像に言葉はいらないが、異相の神仏像には理由がある。」(あとがきより)

    • 見仏記4 親孝行篇 (角川文庫)
    • みうら じゅん, いとう せいこう
    Image of 見仏記4 親孝行篇 (角川文庫)

    みうらじゅん氏といとうせいこう氏の見仏記第四弾です。
    今度は、親孝行編ということでそれぞれのご両親を連れた親子見仏の旅。新潟は海も山もあるし、ご飯も魚もお酒も美味しいし、温泉も沢山あるし東京からもアクセス良いし、親孝行にはもってこいの県ですな。

    新潟のお寺からは、観音寺、善行寺、西生寺、国上寺、浦佐毘沙門堂、西福寺、円福寺がエントリー。日本最古と最新の即身仏や、あまり仏像形式では見ることの出来ない浦佐毘沙門堂の常瞿梨童女(じょうぐりどうにょ)に両氏が出会ったエピソードなども綴られています。

    • 晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫)
    • 宮田 珠己
    Image of 晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫)

    全国の大仏がある風景を全力で脱力しながら見て回るエッセイ。
    一見脱力していながらも、練られた構成と鋭い視点で綴られた旅の話は、仏像好きではなくとも楽しめます。

    新潟からは、越後の里の親鸞聖人大立像と、弘願寺の屋上に立つ弘法大師像が登場。どちらも不意にぬっと現れる新潟屈指の大仏です。

  • 書いている人

    1

    やまざき ふみひろ

    フリーランス仏像愛好家。仏像についてひとことも喋らなくても、誰も困らないくらいのフリーランス。ライフスタイルとしての仏教好き。
    Twitter IDは[ @gatabutsu ]。新潟の仏像話を中心につぶやき中。
    Facebookでは、記事にする前のメモ書きや、美術館・博物館などもうちょい広い話題でやってます。

    mail
  • Meta

  • Facebook

  • ガタブツ