木喰解釈の十二神将
柏崎市は西山町の西光寺へでかけてきました。
最近はすっかり、「寺巡りは息子ちゃんと二人で」って感じだったんですが、あいにく体調を崩してしまって久々の一人見仏です。
冬になると白鳥も飛来するという長嶺大池の前には、「微笑仏十二神将」と書かれた真っ赤なのぼりがはためいてました。強烈な雨風に吹かれて。…車降りたくねー。
僕が出かけた何日か前には、テラタビストの吉田さらささんも訪れていたようですね。
木喰解釈の十二神将。忿怒の表情で表される十二神将も、ここでは笑っている。笑顔の十二神将、その二体のうち一体は、自刻像と言われています。十二神将さえも笑顔にしてしまうのが、木喰イズム。
一般的な十二神将の像は、戦いの姿というより『演舞の一瞬』を捉えたような彫りをしているように思えるのですが、木喰は表現はとても実践的です。
こちらの像なんかは、「動くなよ、下手に動くとこの刀 抜くぞ」と言っているかのように見える。
後期木喰の、その型にはまらないデザインセンスを感じることができました。
2011.6.26
西光寺(さいこうじ)
仏像 | 木喰上人作 十二神将(市指定文化財) |
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場所 | 新潟県柏崎市西山町長嶺713 |
問い合わせ先 | 西光寺 (TEL:0257-48-3193) |
拝観時間 | 要連絡 |
拝観期間 | 要連絡 |
拝観料 | 寸志 |
公式サイト | なし |
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