法音寺 寺宵 にいってきました
10月23日(土)、新潟市は西堀 法音寺 で開催されたイベント 「寺宵・玉響」にいってきました。
法音寺は、新潟市で最も古い禅寺。路地を抜けると現れます。(この日は丁度、全国路地サミットのイベントも新潟で開かれていたようです。)
この寺宵、どんなイベントかというと、西堀界隈のお寺の本堂を舞台にして、ご住職のトーク(法話って感じではないと思う)と音楽を楽しもうというもの。
境内ではカフェもオープン。
カフェェ...といいつつも、ワゴン車での移動カフェ cafe-POTさんのお店が出ているのみで、椅子やテーブルもほとんどなく...と、こちらは 本堂内でのイベントが始まるまでの1時間半をつぶすにはちょっと物足りない感じでした。もっとゆったりできる空間であれば、仏トークなんかも楽しめたのにと思うのですが(笑
折角のお寺カフェということで、チャイを飲んで気分を盛り上げます。
4時半にはご住職のトークが開始。
協会の鐘の響きとお寺の鐘の響きの違いなどを、ジョークを交えつつお話してくださいました。なんとコチラのご住職、新潟交響楽団でコントラバスを演奏されているとのこと。それで、お話の内容も音楽にからんだ内容だったのですね。
ご住職のトークが終り、新潟ARS NOVAの演奏が始まりました。演奏が始まる前の様子は、こんな感じ。
※ご住職のトークと演奏前は撮影許可をいただきました。
室内楽オーケストラというんですか?
弦楽器に木管楽器に金管楽器に、打楽器、ソプラノの歌声と豪華な構成でした。
ARS NOVAさんは、各地の小学校でも演奏会などを開いているらしく、どこかで聴いたことのあるような曲を中心とした、わかりやすいプログラムと解説なども交えた演奏会で、僕のような素人でもおもいっきり楽しむことができました。
こちらの本堂は土蔵造りという造りになっているそうで、とても音がよく響くそうです。
ちなみに須弥壇は四方壇になっていて、四隅を四天王が守っていました。本堂は過去三回の火災で焼失しているのですが、ご住職に伺ったお話では、明治におきた最後の火災のあと大正に入って再建された際に、五泉の興泉寺というお寺をお手本に作られた須弥壇だそうです。
新潟寺町歴史さんぽのハンコを押して本堂を出ると、境内はキャンドルの光に包まれていました。
この寺宵というイベント、3年前からおこなわれているようで、今回は第8回目とのこと。次回は、2月にホテルイタリア軒近くの真城院というお寺を会場におこなわれるそうです。今度は、お寺を舞台にピアノと歌の演奏会だそう。
次回も楽しみです。
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いいなー、こういうイベント。
昔のお寺って、ご近所お誘いあわせの上、住職の話聴きつつ、ワイワイやる・・・って側面もあったと言いますものね。他のお寺でもこういうの、やればいいんだ。
ちなみに近頃の僕の野望は、お寺でテルミンリサイタルを開くこと・・・だったりしますw
実はこういうイベント(催し物?)って、結構あるようなんですよね。僕が知らなかっただけで、「どこそこのお寺の本堂で、太鼓叩いてきた。」って話も知人から聞いたりしますし。
お寺でのテルミン、良いですねー。すごくあうと思います。
巨大仏も克服できたことですから、是非、鎌倉の長谷観音の前でテルミン演奏お願いしますw