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会津八一展には弥勒様の他にも

投稿日 2010年2月06日 土曜日

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 この春、新潟市美術館で開かれる会津八一展。

 目玉は中宮寺の弥勒様なんですが、他にも沢山の素敵な仏がやってきます。

法隆寺 重文・金堂天蓋天人

 特に楽しみなのがこの「法隆寺 重文・金堂天蓋天人」。

 カワイイですよね。なんかおすまし顔で楽器弾きながら、ちょこんと花弁の台座に座っているんです。大きさが50cmと小さめなのもこの見た目にピッタリで、お部屋のインテリアに丁度よさそう。

 法隆寺金堂仏壇上の本尊の上には天蓋という笠がつり下げられているのですが、この天人像はその笠の上のほうに取り付けられているらしい。
 シンプルなデザインながら、その唐草模様の光背は細かい透かし彫りで彫られており、ハスの花弁を表した台座はもう絶妙なバランスで作りこまれています。

 早く実物を見てみたくなります。

 会津八一さん、この天蓋天人の歌も絵付きで扇に残していたようですね。
 (MIHOミュージアムにあるらしいのですが...情報があまりないのです

 その他にも沢山の仏像が来てくださるようです。

  • 法隆寺 重文・観世音菩薩立像 (飛鳥時代 銅造 25.4cm)
  • 唐招提寺 重文・十一面観音菩薩立像 (平安時代 木造 166.3cm)
  • 大安寺 重文・四天王立像(持国天像) (奈良時代 木造 149.5cm)
  • 法隆寺 重文・観音菩薩立像(月光菩薩) (飛鳥時代 銅造・鍍金 54.5cm)

 法隆寺、東大寺、唐招提寺、薬師寺、興福寺などから国宝、重要文化財を含めて43点もの仏像がおいでになるとのこと。今から楽しみです。
※詳細は公式サイトにて確認してください。

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