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小栗山の木喰観音堂はスリーピースバンド

投稿日 2009年5月23日 土曜日

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カテゴリ中越地区の仏像, 木喰

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 5月のある日曜日。

 小千谷の小栗山にある木喰観音堂へ出かけてきました。2回目の訪問です。

 この観音堂は、毎月17日のみのご開帳。そんなことよくわからないまま来てしまった前回は、木喰仏を見ることができなかったので、休みの日と17日がかぶるのを狙ってやってきたのです。

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 前回来たときは巨大な牛だらけの道をテクテクと歩いて向かったんですが、今回は違う脇道に入ってしまったらしい。すげぇ細い道路を通り抜けたら、車のまま観音堂のすぐ手前にたどりついていました。
 あいにくの雨です。

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 この観音堂には、木喰上人の刻んだ観音三十三体と他二躯の計35体が祀られています。
 本尊の如意輪は244センチと意外に大きく、その両脇を行基像と大黒天像で固めるスリーピースバンドの編成。
 山の中の小さなお堂の中はとても静かで、降る雨の音はスリーピースと三十二人のバックコーラスのライブのように聞こえました。

 お堂の中に「仏像の撮影は原則禁止」と書かれていたんで(外から撮ったけど)、しょうがないなと仏像以外の説明文なんかを撮りだしたら、やたらとデジカメの液晶にノイズが走るのです。
 あれれと、今度は外からお堂を撮ろうとしたら小雨だった雨は、とたんに強い降りになってきました。

 このお堂は丹波哲郎の霊界サロンだったんでしょうか。不思議な気のせいでした。
 (※あとから教えてもらいましたが、ISO感度だとかそういうことらしいです)

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