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ビフォー分の仏像展に行ってきた

投稿日 2010年5月02日 日曜日

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 新潟県立近代美術館へと 仏像展 「奈良の古寺と仏像―会津八一のうたにのせて―」 を見に行ってきました。

 目玉である国宝 「中宮寺の菩薩様」 は5月25日からの登場なのですが、その前に一度行っておこうということで、ビフォー中宮寺分として行ってきたのです。

 交渉の結果、奥さんはホームセンターへ買い物へ出掛け、僕は0歳の息子をベビーカーに乗せて会場に入りました。泣かないでね。

 大型バスが3台ほど停まっていて、課外授業らしき高校生も大勢訪れていましたが、全体的に見れば非常にすいていて、ひとつひとつの仏様をじっくり見ることができるような環境でした。当たり前ですが、東博の阿修羅展や薬師寺展と比べたら10分の1程度の入り。快適です。

 会場に入るとまず目に飛び込んで来たのが、法隆寺の百済観音。
展示されているとは知らなかったので驚いてしまいましたが、東博所蔵の模造だったようです。
 それでもスラリとした長身の姿はやはり存在感があり、以前法隆寺で見た時とはまた違った想像をめぐらすことができました。(「顔、結構お弁当系の四角さなのね。柔道部系!そう考えると、この線の細さは異常。もっと肉食うべき。つーか、顔は山田太郎で体は坂田三吉ですね、ドカベン的には。」みたいな。)

 会場は照明も含め、地方美術館ってことを考えてもなかなかの演出で、非常に満足することができました。

 中宮寺菩薩はひとつの展示室を貸し切り、中央に鎮座されていました。東博の阿修羅展のように、上部から見えるスロープこそありませんでしたが、360度全方位からお姿を見ることができるようになっています。こちらも照明はバッチリ。
 以前見たときには気がつかなかったんですが、中宮寺菩薩も百済観音も光背を支える棒は竹を模していたんですね。こんなところにも先人のこだわりを感じることができます。

 開催前から気にはなっていたんですが、法隆寺の天蓋天人はやはりカワイかったです。琵琶を弾く天人と縦笛を吹く二躰の天人はそのまま家に飾りたいくらい。

天人

 他には、ダークホース的に當麻寺の役行者、前鬼・後鬼がなかなかの素敵具合でした。役行者はマジ妖術使いそうでしたよ。

 実は、息子は会場に入ってしばらくするとうーうー唸りだし、気がつくと目には涙を沢山貯めていました。ロビーを来たりしながら、何回か会場入りしたんですが、最終的にはうわーんと泣いてしまいました。暗くて静かなのが怖かったようです。静かに観覧されていた方には、申し訳ありませんでした。

 物販では、ポストカードなんかを買いあさっていたんですが、素敵なものを見つけてしまいました。展示仏には名を連ねていないのですが、法隆寺五劫思惟阿弥陀のハンコが売っていたのです。

ハンコ ハンコ

 ちょーカワイイ!

 5月25日からのアフター分も楽しみです。

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    一眼レフも欲しかったんですが、どうしても持ち歩くのが大変そうで、気軽な見仏を目指している自分には合わないなーと、このコンデジを愛用しています。

    カメラには詳しくはないですが、流石ハイクラスのコンデジなのでレンズが明るいらしく、薄暗いお堂の中でも綺麗に仏像を撮ることができます。
    無駄な出っ張りや意味のわからない曲線もなく、シンプルで直線的な形は禅の意識にも通じる部分があってすごく気に入っています。

    貼り革キットも合わせて買いましたが、見た目もグリップもよくなるので一緒に買うことをおすすめします。

    • 大仏をめぐろう
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    全国各地の大仏・大観音70体をカラー写真と詳細なデータで紹介。奈良・鎌倉をはじめとした歴史ある大仏から、「胎内めぐり」ができる大仏・大観音、地元住民に愛される「ご当地大仏」まで、著者が30年にわたり全国の大仏を訪問し気づいた、お寺めぐり、仏像めぐりの新しい楽しみを提案。
    新潟からは越後の里 親鸞聖人,弘願寺弘法大師像,白馬大仏がエントリー。

    • 晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫)
    • 宮田 珠己
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    全国の大仏がある風景を全力で脱力しながら見て回るエッセイ。
    一見脱力していながらも、練られた構成と鋭い視点で綴られた旅の話は、仏像好きではなくとも楽しめます。

    新潟からは、越後の里の親鸞聖人大立像と、弘願寺の屋上に立つ弘法大師像が登場。どちらも不意にぬっと現れる新潟屈指の大仏です。

    • ジャパンホビーツール ニコン クールピクス P300 用張り革キット 4308 ニコンF2タイプ
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    愛用している NikonのデジタルカメラCOOLPIX P300の貼り革キットです。この値段で見違えるようにお洒落になりますし、グリップもよくなるので一緒に買うことをおすすめします。

    • 壊れても仏像―文化財修復のはなし
    • 飯泉 太子宗
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    仏像修復をおこなっている飯泉太子宗氏の仏像修復に関するエッセイ。
    今、仏像に関する書籍は数多く出版されていますが、この本のような視点から書かれた本はあまり多くなく、いくつかのお寺を訪ねて仏像を見て回ったあとは、ぜひこの本を読んでみることをおすすめします。

    新潟に限らず地方の仏像を見て回っていると、宗教や美術品という見方とは一線を隠した独特の"信仰"という感覚を感じることがあります。
    仏像はその土地に昔から住んでいた人を繋いでいる、リレーのバトンだと思うんですが、それがこの本を読むとスッと入ってくる。
    数ある仏像関連書籍の中で、一番好きな本です。

  • 書いている人

    1

    やまざき ふみひろ

    フリーランス仏像愛好家。仏像についてひとことも喋らなくても、誰も困らないくらいのフリーランス。ライフスタイルとしての仏教好き。
    Twitter IDは[ @gatabutsu ]。新潟の仏像話を中心につぶやき中。
    Facebookでは、記事にする前のメモ書きや、美術館・博物館などもうちょい広い話題でやってます。

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