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法隆寺 祈りとかたち展 私的感想文

投稿日 2014年8月23日 土曜日

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会期終了の間際。新潟県立近代美術館で開催されていた「法隆寺 祈りとかたち展」に行ってきました。
半分以上が明治昭和の仏教美術。奈良、平安を始めとする法隆寺の宝物を期待して行ったのに拍子抜けで残念だった…なんて感想も事前にチラホラ見かけましたが、とんでもない。
飛鳥から昭和まで続く仏教美術の系譜みたいなもんがビシビシ感じられる、すげー良い展覧会でした。
以降は記憶を補完する目的の私的な感想文です。
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モノクローム一転まだら頭

投稿日 2012年10月05日 金曜日

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佐渡と言えば金山から連想する黄金色、そしてトビシマカンゾウの目の覚めるような黄色や、青い空に青い海。そんな鮮やかな色彩のイメージがあったのですが、訪れた日はあいにくの小雨模様で鉛色の空。
フェリー船内にはファミコンが頑張るゲームコーナー。佐渡ゴールドパークパークのトホホ感あふれるポスターや、上陸間際に目に入ってくる恐怖の能面タワーなどが鉛色感に拍車をかけ、鮮やかな色彩というよりはモノクロームな印象溢れる佐渡の旅となりました。いえ、むしろそういう空気は大好物なのですけれども。
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親子三代 善導大師像のもとで暴れていたわけで

投稿日 2012年6月10日 日曜日

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善導大師像

私、ひとりごとが多いんです。油断しているとブツブツ言い出す様はかなり気味が悪く、職場でも 生身のTwitter と呼ばれています。ドンマイ。
寺も仏像も好きな私なのですが、人間的な中身は、まったくもって悟りの境地とは程遠い世界でリラックスしていますので、気がつくと

「こ・の・く・そ・が・ぁ」

などとつぶやいているらしいのです。困ったものですね。

もしもアップルの人とかがはりきって、こんなひとりごとを3D化する技術を開発してしまったら、私は世の中から抹殺されかねないので、早く大きな人間に成長して世界を綺麗なお花で埋め尽くしたいと日頃から考えております。頑張りすぎるなよ、ドンマイ。
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長安寺の阿弥陀様

投稿日 2011年12月08日 木曜日

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佐渡へ行くプロは、船に乗り込むと同時にどこからともなく毛布を持ってきてくるまるようなのです。

新潟県民の私、37歳にて初めての佐渡体験です。泊まるほどの金銭的余裕はなく、朝一の便で6時出港、最終22時半新潟港着の便で帰ってくるという、なかなか目一杯満喫なハードプランとなりました。 (続きを読む)

懐かしの のぐQ のそばには重文の一鎮

投稿日 2011年8月18日 木曜日

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一鎮倚像の足

ここ数年のゴールデウィークは実家で田植えを手伝って(眺めて)います。
僕が子供のころの田植えは、何日もかけてと結構大変な作業(今でも大変っちゃー大変なのですが)だったのですが、道路ができたり両親が歳をとったりで管理する田んぼも随分と少なくなり、ちょっとした家族イベントの色が強くなってきています。 (続きを読む)

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