GATABUTSU

伝説の僧侶(人柱Mix)

投稿日 2013年4月24日 水曜日

コメント コメント(0)

「毒も飲み過ぎれば薬になるんじゃね?逆に」…そう言って松子がひとつ言葉を飲み込むたびに、彼女の体重は少し軽くなるのでした。
(続きを読む)

人形浄瑠璃で阿弥陀の胸から血が流れた

投稿日 2013年3月17日 日曜日

コメント コメント(0)

数年前、それはもういろんな意味でハマリにハマった「パチンコ 必殺仕事人」

ハマったがために、それまで一度も観たことのなかったテレビ放送の仕事人まで見るようになったのだが、私の時代劇は「江戸を斬る」あたりで終わっているのである。興味は時代劇そのものよりもむしろOPで流れる人形劇に移っていった。

どうやらそれは徳島の阿波人形浄瑠璃というものらしい。綺麗な娘さんの口が突然裂け、金歯金目で二本角を出した恐ろしい顔になる「山姥(やまんば)」という人形だった。
「あれをどこかで観たい!」
そう思ってフラフラしていたところ、近所の県立歴史博物館で佐渡ののろま人形を見つけた。奇祭つぶろさしよろしく巨根を振り乱した素敵な人形が、滑稽卑俗な話で私を笑わせてくれるらしい。

笑わされたい。すっかり気分はちょんぼ人形である。

ところがそいつは佐渡でしか見ることができないようで、気分はすっかりちょんぼりだ。そんな時、説経浄瑠璃「弘知法印御伝記」の復活上演をやった、越後猿八座の存在を友達から教えてもらったのである。
弘智法印といえば、新潟県寺泊の西生寺に現存する日本最古の即身仏。これはぽい。見事に私っぽい。そう思いながら手ぐすねを引いていたところ、2013年冬、猿八座の公演がおこなわれることを知ったのだ。

演目は「阿弥陀胸割(あみだのむねわり)」。阿弥陀と聞いて黙っているわけにはいくまい。場所は新潟県民会館小ホールで、入場料はなんと無料。
(続きを読む)

観音寺の即身仏さまとSな奥様

投稿日 2008年12月25日 木曜日

コメント コメント(0)

 友人と二人で年末の村上に向かいました。
 この日の目的はふたつ。

  • 村上には、日本で最新の即身仏がいらっしゃるそうなので、ぜひ拝んでみたい。
  • 今の季節、村上は町のいたるところで軒下から鮭がぶら下がっているらしいので、是非食べてみたい。

 こんな面白そうなもの、ほっとく手はありません。

 村上駅につくと、まず目に入った観光案内所に入ります。即身仏がある観音寺には歩いていけるのかと尋ねてみると、「まずはこれを読んでいけ」と、まんが本をコピーしたようなものを渡されました。それは子供向けの学習マンガのようなものでした。
 タイトルは、「即身仏のひみつ」とかなんとか。なるほど事前に予習ができるようになっているとは、さすがサービス満点な村上市です。
(続きを読む)

西生寺の健康なミイラ

投稿日 2008年11月17日 月曜日

コメント コメント(0)

 新潟県長岡市は、魚のアメ横でおなじみ 寺泊 の西生寺にでかけてきました。

 ご本尊の阿弥陀如来が12年に1度のご開帳中、その最終日だったのです。前日までの秋晴れとはうってかわっての雨模様でした。これから新潟には、陽の照らない季節が訪れるのですよ。
  
 最近、このあたりにはよく来ているので、車の運転も快調。迷うこともなく、お寺の駐車場につきました。 (続きを読む)

妙智寺の人魚のミイラ

投稿日 2008年11月02日 日曜日

コメント コメント(4)

 新潟県は柏崎市にある妙智寺に出かけてきました。

 ここは越後三十三観音の第4番。ご本尊は正観世音菩薩です。

 本堂にあがらせていただいたが、ご本尊のご開帳は年始の3日間のみとのこと。

 ...しかし、今日ここに伺ったのは、珍しく仏がお目当てではないのです。
 
 「あの~こちらに、人魚のミイラがあると伺って来たんですが、見せていただくことはできますか?」 (続きを読む)

Loading
  • カテゴリー

  • 最近の投稿

  • おすすめ

    • へんな仏像
    • 本田 不二雄
    Image of へんな仏像

    「頭の中でどうにも収まりのつかないものとの出逢いは、困惑をもたらすものでしかないが、同時に、沸き立つような好奇心を刺激する存在である。」(まえがきより)

    私が仏像にハマったキッカケとも言える感情を、まえがきの一文で見事に表現しています。
    本書は、日本全国にちらばる異形の仏像・神像を中心に約60体を紹介。仏像を求めてあちこちに出かけていくと、時折、理屈ではわからないおかしな仏像に出会うことがあります。そんなとき思う。「これは何を意味しているんだ?どうしてここにいるんだ?」と。不思議なものがそこにあり、そしてそれを長い年月の間、受け継いできた人々がいる。その時代の流れに少し触れられることが楽しい。そんな見仏のモチベーションを掻き立ててくれる写真が沢山掲載されています。

    新潟からは加茂市双璧寺の元三大師坐像と、栃尾のほだれ大神がエントリー。
    「国宝・重文の仏像に言葉はいらないが、異相の神仏像には理由がある。」(あとがきより)

    • 大仏をめぐろう
    • 坂原 弘康
    Image of 大仏をめぐろう

    全国各地の大仏・大観音70体をカラー写真と詳細なデータで紹介。奈良・鎌倉をはじめとした歴史ある大仏から、「胎内めぐり」ができる大仏・大観音、地元住民に愛される「ご当地大仏」まで、著者が30年にわたり全国の大仏を訪問し気づいた、お寺めぐり、仏像めぐりの新しい楽しみを提案。
    新潟からは越後の里 親鸞聖人,弘願寺弘法大師像,白馬大仏がエントリー。

    • 般若心経絵本
    • 諸橋 精光
    Image of 般若心経絵本

    絵本作家でもある長岡市にある千蔵院のご住職、諸橋精光氏の著書。
    タイトルのとおり般若心経を概念を絵本の世界で表していて読みやすく、その世界観をうまく表しているという実感があります。絵を見ながら般若心経の文字を読んでいるとスッと心が落ち着く瞬間があり、何度も読み直しました。

    • 見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫)
    • いとう せいこう, みうら じゅん
    Image of 見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫)

    仏像鑑賞本の定番、みうらじゅん氏といとうせいこう氏の見仏記第二弾です。
    当たり前だけど、仏像って宗教に密接に関わってるし、お作法とかも難しそうで敷居が高そう...と思っている人は、是非、この本を読んでみてください。そしてこの二人の、一見ふざけた仏像鑑賞の旅の裏に流れている仏像への愛がわかるようになったら、仏像を「見る」と言うことにも抵抗がなくなるかもしれません。

    新潟のお寺からは、宝伝寺、明静院、西照寺、長安寺、長谷寺、国分寺、昭和殿、慶宮寺がエントリーしています。

    • 晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫)
    • 宮田 珠己
    Image of 晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫)

    全国の大仏がある風景を全力で脱力しながら見て回るエッセイ。
    一見脱力していながらも、練られた構成と鋭い視点で綴られた旅の話は、仏像好きではなくとも楽しめます。

    新潟からは、越後の里の親鸞聖人大立像と、弘願寺の屋上に立つ弘法大師像が登場。どちらも不意にぬっと現れる新潟屈指の大仏です。

  • 書いている人

    1

    やまざき ふみひろ

    フリーランス仏像愛好家。仏像についてひとことも喋らなくても、誰も困らないくらいのフリーランス。ライフスタイルとしての仏教好き。
    Twitter IDは[ @gatabutsu ]。新潟の仏像話を中心につぶやき中。
    Facebookでは、記事にする前のメモ書きや、美術館・博物館などもうちょい広い話題でやってます。

    mail
  • Meta

  • Facebook

  • ガタブツ