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まちなかに溶け込みすぎる大仏

投稿日 2010年1月31日 日曜日

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カテゴリ下越地区の仏像, 大仏

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 用事があって家族で新潟市まで出かけてきました。
 思いのほか時間がかかりつつも用事を済ませ(僕の係は”子守”でした)、古町の弘願寺へむかいました。
 
 先日購入した「ワンダーJAPAN 12(特集 北陸ワンダー)」という雑誌で弘願寺が紹介されていたので、来てみたかったのです。
 ここには全高30尺(約10m)、建物部分からの高さも入れれば20mほどの高さの大仏があるとのこと。
 
 しかしおかしなものなのです。二十歳くらいのころには新潟市に住んでいて、この古町にもよく服なんかを買いに来ていたのですが、まったくこの大仏についての記憶がないのです。
 大仏なんだから目立つでしょうに。

 嫁ハンに聞くと、僕が住んでいた時代よりも何年もまえから大仏はそこに立っているとのことです。
 近くの駐車場に車を泊めて、嫁ハンの案内でその場所にむかいました。

 実は、昔あったo-do(オドー)っていう、お堂を改装したライブハウスがあった場所なのかな?なんて思っていたのですが、どうやら向かう場所は違うところのようです。



 居ました。

 

31 13 43 43

 周りを高い建物やモールの屋根に囲まれていて、近くにこないと大仏にはお目にかかれないのです。
 
 そして、この弘法大師像を見て15年以上前の記憶が「どばぁ~~~~~~」っとフラッシュバックのように蘇りました。
 来てました!来てました!よく友達と自転車に乗って来てました!
 たしかに、初めてこのお寺を見たときには、ギョッw(@。@;)wっとしたのを覚えています。
 仏像のことをあまり覚えていなかったのは、こちらのお寺、仁王様が本堂から突き出た格好のガラスケースに入っていて、それがあたかもブティックのマネキン的に見えるので、そっちの印象のほうが強かったためなのです。

31 13 43 59

 
 この弘願寺、地元では当然のごとく生活に密着しているらしく、物珍しげに写真を撮っているのは僕だけです。嫁ハンも僕からとぉぉぉぉぉぉぉぉく離れて見守っていました。
 そして、写真を撮っている僕の脇では、地元の商店街のかたでしょうか?お賽銭を入れ、熱心にお参りをされていました。すみません、邪魔してしまって。

 近くのNEXT21という高層ビルに登ると、その展望台からは大仏様を上から見下ろすこともできるようです。仏様を見下ろすなんて贅沢はなかなかできないでしょうから、今度時間があるときに是非やってみようと思います。




 またこのお寺、寺泊にある西生寺が本家のようです。西生寺は、日本最古の即身仏(ようはお坊様のミイラ)が祀られているお寺なのです。
 そこへ行ったときの話はまた後日。

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    今度は、親孝行編ということでそれぞれのご両親を連れた親子見仏の旅。新潟は海も山もあるし、ご飯も魚もお酒も美味しいし、温泉も沢山あるし東京からもアクセス良いし、親孝行にはもってこいの県ですな。

    新潟のお寺からは、観音寺、善行寺、西生寺、国上寺、浦佐毘沙門堂、西福寺、円福寺がエントリー。日本最古と最新の即身仏や、あまり仏像形式では見ることの出来ない浦佐毘沙門堂の常瞿梨童女(じょうぐりどうにょ)に両氏が出会ったエピソードなども綴られています。

    • 見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫)
    • いとう せいこう, みうら じゅん
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    仏像鑑賞本の定番、みうらじゅん氏といとうせいこう氏の見仏記第二弾です。
    当たり前だけど、仏像って宗教に密接に関わってるし、お作法とかも難しそうで敷居が高そう...と思っている人は、是非、この本を読んでみてください。そしてこの二人の、一見ふざけた仏像鑑賞の旅の裏に流れている仏像への愛がわかるようになったら、仏像を「見る」と言うことにも抵抗がなくなるかもしれません。

    新潟のお寺からは、宝伝寺、明静院、西照寺、長安寺、長谷寺、国分寺、昭和殿、慶宮寺がエントリーしています。

  • 書いている人

    1

    やまざき ふみひろ

    フリーランス仏像愛好家。仏像についてひとことも喋らなくても、誰も困らないくらいのフリーランス。ライフスタイルとしての仏教好き。
    Twitter IDは[ @gatabutsu ]。新潟の仏像話を中心につぶやき中。
    Facebookでは、記事にする前のメモ書きや、美術館・博物館などもうちょい広い話題でやってます。

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